ドイツの絵本「小さな魔女」

昨年の話になりますが、「小さい魔女とワルプルギスの夜」という映画を観てきました。

原作は、オトフリート・プロイスラーというドイツの元小学校教員が書いた絵本「小さい魔女」です。
(原題:Die kleine Hexe)

 

その絵本は、日本でも出版されています。

amazon で調べてみたところ・・・・


表紙の絵が、どこかでみたような特徴的な絵柄です。

 

(↓ amazon より引用)


そう。浦沢直樹の漫画「MONSTER」に登場する絵本「なまえのないかいぶつ」の絵柄にそっくりなんです。

この絵を描いたのは、「ウィニー・ガイラ」という人です。
浦沢直樹は、この絵本か、この人の他の作品を参考にしたのだろうと思われます。

なお、この人の他の作品について調べようとして、google で画像検索したところ、怪獣映画「サンダ対ガイラ」ばかり出てきました。

google の検索言語設定をドイツ語にして、原作の絵本「Die kleine Hexe」について調べてみたところ、この人のスペルは「Winnie Gebhardt-Gayler」だと分かりました。

興味のある方は調べてみてください。

 

ちなみに、「作中に登場する絵本」だった「なまえのないかいぶつ」ですが、今は単行本として出版されています。
(著者名は「エミル・シェーベ」になっていますが、これは作中での著者名をそのまま反映させているだけです。)

 

あ、そうそう。
言い忘れていましたが、あけおめ。