FireFoxの次期バージョン


次期バージョン「4」からは、FireFoxのユーザーインターフェースが結構変わるようです。
中でも大きな変更点として、「タブ」の位置と「アドレスバー」の位置の変更があり、
オペラやクロームと同じように、タブの下がアドレスバーの規定位置になるそうです。
(ちなみに、このブログを書いているのもオペラです。)
変更のメリットとデメリットについて、
Mozilla社のユーザーエクスペリエンスデザインチームのAlex Faaborg氏が
Youtubeで解説してくれてます。
冒頭のリンク先をご覧ください。
個人的には、ぶっちゃけかなりどーでもいい話題です。
タブブラウザを使い始めたのがFireFoxからだったせいか、
アドレスバーがタブの上にあるのは不自然にも不便にも感じません。
むしろ、いまだにオペラにやや違和感を覚えるぐらいです。
(今でもメインはFirefoxだからかな。)
というか、エンジニアの方ならいざしらず、大概の一般的なネットユーザーは、
アドレスバーなんてモノ自体、ほとんど見ていないのでは?

フツーにネットサーフィンするだけなら、
アドレスの文字列を視認したり、直接URLを打ち込んだりすることなんて滅多に無いはず。
せいぜい、フィッシング詐欺に用心するためにドメイン名を確認する時ぐらいでしょうか。
「どこに表示されていると便利か」、ではなく、
「どんな時に表示される必要があるか、
 必要な時に簡単に表示させるにはどうしたら良いか、
 そうすれば表示させることが出来るということを直感的にユーザーに理解させるにはどうしたらよいか」、
という観点を持って欲しかったと、素人ながら思いました。
タブにマウスオーバーすることで、タブの上か下に
アドレスバーがポップアップされるというのはどうでしょう?
FireFoxのことだから、誰かがそういうアドオンを作ってくれることを期待しています。
(もしかしたら既ににあるかも?)
ところで、このブログをお読みの皆さんは、
ユーザーエクスペリエンスデザイン」という概念・工程・職種をご存知でしょうか?
まだ日本ではあまり認知されていないようですが、
製造業やIT業界を中心に、いずれ浸透してくるだろうと勝手に思っています。

3Dテレビに納得がいかない。

家電量販店などでたまに眼鏡をかけてみるが、
たしかに奥行きは存在するものの、本当の意味での3D(立体)には程遠い気がする。
2種類の2D(平面)を利用して擬似的に立体”感”を出しているのだから、
2.5Dと呼ぶべきだろう。
(私が質の低いデモムービーしか見ていないからそう感じるのだろうか?)
本当の”立体映像”が市販される日はいつになるだろう。
今の技術の進歩スピードからすると、10年程度で実現できると期待している。
撮影が大変そうだが。

ISO認証審査のあるべき姿とは?<前編> ~審査員が(たぶん)言わない本当の不適合~

2010年7月号のアイソスの特集は「三代目事務局の時代」でした。
私の2009年3月22日の記事
を見ていただければ分かる通り、私は「ISO事務局」といった制度・体制に懐疑的です。
(別に要求事項ではないのですが、なぜか多くの企業で導入されています。)
どんな企業でも、その内部ではいくつかの「○○システム(仕組み)」が稼働していることでしょう。
しかし、わざわざ間接部門の社員を中心に人員を集め、
事務局を設けて運用させているケースはISO以外にあるでしょうか?
そのシステムを実際に運用・活用する「主体者」が自ら能動的に手掛ければよいことであり、
「マネジメントシステム」における「主体者」は、
マネジメント層(いわゆる中間管理職以上の役職者)以外にあり得ません。
まあそれはさておき、今月号は
多くの企業のISO(9001と14001が中心)の運用の
現場の実態」が記載されており、非常に興味い内容でした。
まあ第1印象としては「どこも同じような苦労をしているんだなあ」
といったところですが、読めば読むほどに「ISO規格を認証するための審査」
というビジネスに疑問が湧いてきました。
たとえば、ISOの運用に関心のないトップマネジメントが「全部任せた」と言って
運用を事務局にほぼ丸投げしているが、
特に権限もない事務局は右往左往するばかり・・・
といったケースです。
こういった状態は本来、経営者の責任(9001や27001であれば第5章)の中の
いくつかの要求事項に抵触する不適合のはずです。
しかし、そんな不適合を指摘されたという話は実際には聞きません。
この手の不適合に審査員が気付くとしたら、
●そうとわかるような詳細な資料を受審企業側が提出した場合。
あるいは、
●審査員が、トップマネジメントや各部署の責任権限体系と
その運用「実態」を根掘り葉掘り聞いた場合
ぐらいでしょう。
前者は、受審企業がそんな資料を出すことはまず考えられませんし、
後者も、そういう観点で審査をする審査員には(私の経験上)お目にかかったことは有りません。
マネジメントシステムを実際に機能させようと思ったら、こういった部分は
非常に重要になって来るポイントだと思うのですが、
多くの審査員が関心を持つのは、記録書類がちゃんと規定通りに作られて、
ハンコが押してあるかどうか、といった枝葉の問題ばかりのようです。
それはそれで大事なのかもしれませんけど・・・
<次回に続く>

ZAMST買いました。

膝が痛いので遠ざかっていたランニングを、
サポーターを買ってきて久しぶりに再開。
適度な圧迫と保温のおかげで走りやすい。
河川敷の野球場で調子に乗ってダッシュ。
アスファルトより膝に良いとはいえ明日の筋肉痛が怖い。
まだまだ明後日筋肉痛になるような歳ではないと思いたい28歳の夜は更けてゆく・・・
日本のビジネスマンのみなさん、明日からまた頑張りましょう!