typeperf コマンドでパフォーマンスを確認

パフォーマンスモニタを起動する " perfmon " コマンドや、カウンンタを設定/起動/停止する " logman " コマンドは知っていましたが、今日初めて " typeperf " コマンドというものを知りました。

 

 

指定したカウンタの値を1秒間隔で取り続け、コマンドプロンプト上で確認出来ます。

ある程度しっかりしたログを取りたいなら別ですが、ちょっとした確認にはこちらの方が便利かもしれません。

(Windows XP SP3 および Windows 8.1 Preview で使えました。)

 

 

テックネットの記事はこちら =>  Typeperf

 

 

「疑う」の反対は「信じる」なのか?

信じていなければ、其れ即ち疑っていることになるのだろうか。

疑っていなければ、其れ即ち信じていることになるのだろうか。

どちらにも当てはまらない状態だってあるはずです。信じる根拠疑う根拠も特に無ければ、自然とそういう状態になるはずです。むしろ、現実にはそういう状態の方が多いのではないでしょうか。

 

 

数年前、食品偽装のニュースが連日世間を賑わせている時期が有りました。

最近はそういった報道も減りましたが、パッケージに印刷されている各種表示がどこまで真実かなんて、一般の消費者には調べようが無いことは今も変わりません。

ただ、偽装がバレた場合のダメージは半端なものではないので、「そんな馬鹿な事をする企業は(確率的に)滅多に無いはずだ」と考え、疑うことを止めている消費者が殆どだと思います。そこには暗黙の「お約束」があるわけです。

それは当然の選択です。信じる根拠にしろ疑う根拠にしろ、明確な根拠を調べて見つけ出すのはそれなりに大変なことですから。ある程度「お約束」に頼らないことには、社会・経済は立ち行きません。

真実を調べあげるために必要な労力と、騙される確率、騙されたままでいることによる損害を天秤にかけ「とりあえず疑わない」という結論が出る事は珍しくないはずです。

でもそれは、決して「信じて」いるわけではないはずです。

 

 

人が何かを「信じる」ことの、本当の意味とは何なのだろう? と考えている中での思いつきでした。

でも眠いからもう寝ます。

 

機能比較

2014 年 4 月、Windows XP (SP3) の延長サポート期間が期限を迎えます。もうあと1年もありません。 Windows Server 2003 (Sp2) の延長サポート期間はそれよりも長く2015 年 7 月までなので、まだあと2年ほどあります。

しかし、Windows Server 2008 や Windows Server 2008 R2 への切り替えを検討する企業が増えているようで、バージョンアップに関する問い合わせを最近よく受け付けます。中でも特に、対象サーバーがドメインコントローラーであるケースが多いように感じます。

 

 

クライアントPCをWindows Vista や Windows 7 に切り替えるからといって、必ずしも、ドメインコントローラーをWindows Server 2003からWindows Server 2008 や Windows Server 2008 R2 へ切り替える必要はありません。そのままでも使えます。

しかし、グループポリシーを用いてクライアントPCを緻密に管理したい場合は別です。

Windows Vista や Windows 7 において新規に導入されたグループポリシーの場合、Windows Server 2003 からは制御出来ないため、足並みを揃えてバージョンアップする企業が多いようです。

 

 

実際のお問い合わせの内容は様々です。

「ドメインコントローラーのバージョンアップ作業手順を知りたい」といったものであれば、過去に類似のお問い合わせが多くあるため、概ね紋切り型の回答で済みます。

しかし、中にはサポートとして答えにくいものもあります。

その代表例が「Windows Server 2003 と Windows Server 2008 はどう違うのか?」というものです。

 

 

なぜ答えにくいのかというと、そういう情報を持ち合わせていないからです。

そもそもこれは導入支援の範疇であり、営業コンサルタントの出番です。サポートが運用支援として承る話ではありません。

サポートというのは文字通り、日々サーバーを運用する上で発生した問題点や疑問点の解消をお手伝いする仕事です。そのため、導入支援に関わるような技術、ノウハウ、資料は基本的に存在しません。

また、大抵の場合、上位(新)バージョン側のサポート契約が未締結であることもネックになります。

中には「バージョンアップを検討している段階なんだから、まだ契約していないのは当然。」とおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、契約していない製品の機能について問い合わせても、サポートは受けられないのが当然です。

 

 

では、こういったお問い合わせはお断りなのかというとそうでもなく、出来る限りのことはします。(各サポート会社の方針や契約内容、あるいは各お問い合わせ毎の個別の事情や背景によっても変わると思われますが。)

とは言え、この「出来る限り」というのは本当に限られているので、実際には大した事はできません。主に Technet のサイトなどで、マイクロソフト側から公表されている情報を提示することが中心になります。

例えばこんなサイトです。

Windows Server 2003 SP1 から Windows Server 2008 への機能に関する変更点

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc753208(v=ws.10).aspx

 

 

はっきり言って、このレベルの情報であればサポートに問い合わせるまでもなく、お客様自身でググれば済んでしまうことなんですね。これは仮に上位バージョンの契約が締結済みであっても同様です。

なお、上記サイト内にも書いてありますが、決して全ての変更点を余さず網羅しているわけではありません。影響が大きそうな部分を、ピックアップして記載しているだけのようです。

 

 

あと他にサポートとしてできる事と言えば、蓄積された過去のお問い合わせの中から、バージョンアップに起因して発生した問題を紹介することぐらいです。もっとも、「他のお客様ではこんなケースがありましたよ」というレベルの情報に過ぎないので、決して「そういった事にさえ気をつけていれば、他に問題は起きない」わけではありません。

 

 

実際に発生した事象や、個別の機能についてのお問い合わせには詳細に対応出来るのですが、そうでないお問い合わせは苦手です、というお話でした。