そうだ、被災地、行こう。

3月半ばの震災からもう丸3カ月以上経ちますが、
被災地ではいまだに生活インフラが復旧せず、
避難所暮らしの方も大勢います。
何かしたいと思っても、サラリーマンの身分では行動を起こしにくく、
出来ることと言えば募金ぐらい・・・
(節電もしてますが、これは被災地のためというより自分達のためですね。)
もうちょっとこう、何かできないものだろうか・・・
と思い、ボランティア募集サイトをネットで見つけて登録してみました。
「ボランティアプラットフォーム」
http://b.volunteer-platform.org/
(そんなサイトをきっと誰かが作っているだろう、と思ってググったら本当にありました。)
その中で私が注目しているのが、
なんと週末の土日だけ現地で作業するという、短期ボランティア。
http://www.pb-kyuen.net/%E7%9F%AD%E6%9C%9F%E7%8F%BE%E5%9C%B0%E6%B4%BE%E9%81%A3%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E5%8B%9F%E9%9B%86-1/
まずは説明会に出て、7月中には現地へ行ってみたいと思います。
報道だけでは認識しきれない現地の「実態・現実」を、
"自分自身の目"で確かめてみたいという動機もあります。
(主催団体についてもネットでは色々言われていますが、それも含めて。)

何をマネジメントするのか? <2>

私の勤務先は従業員数十人規模の「ソフトウェア受託開発業」で、
顧客である某大手SIerから、相互に関連性の無い案件を、
同時期に複数件受注することもあります。
それぞれの案件自体が「相互に関連性の無い」ものでも、
顧客側の担当者は同一人物であることも少なくありません。
そういう場合に、稀にですが「原価の付け替え」が行われます。
たとえば、外注予算500万円のA案件と、200万円のB案件が有ったとします。
私の勤務先に見積依頼が届き、必要な工数を算出したうえで
「A案件は350万、B案件は250万円」という見積書を提出したとします。
このままですと、A案件はノープロブレムですが、
B案件は予算オーバーになってしまいます。
顧客側担当者が、そんな見積書を自社の購買部へ提出しても、
受理されない可能性が高いのは明白です。
特別な手続きを踏めば受理してもらえるのかもしれませんが、
普通はそんな面倒な事はしません。
そこで、「A案件は400万、B案件は200万円」という、
「(フィクションの)見積書を書いてくれ」と頼まれます。
こちらとしてはまぁ、トータルの「受注額」は同じですから、別に文句はありません。
むしろ、断って受注出来ない方が馬鹿らしい。
ちょちょいのちょいと「数字」をいじって一丁上がりです。
誰も損せず、八方丸く収まってメデタシメデタシ・・・
はたしてそうでしょうか?
確かに、「トータルの数字」は変わりありませんので、
金銭的な「損」は、誰もしていません。
しかし、「本当の情報」を受け取れなかった人がいます。
顧客企業の経営者です。
本来なら、「黒字案件1件、赤字案件1件」という報告が経営者のところに届くはずです。
そして、
「この案件はなぜ赤字になってしまったのだ?どこかに問題があったのか? 繰り返さないようにせねば!」
という改善活動が始まります。(たぶん)
ところが、当たり障りのない「フィクションの情報」しか経営者の耳に届かない場合、
当然ですが何も改善はされません。
実際には、「改善すべき課題」が存在すると言うのに・・・
これは、経営者(=マネジメントする側)にとって、かなり深刻な「損」のはずです。
それこそ、金銭的な損に勝るとも劣らない、重大な問題です。
担当者からしたら、自分の抱えている案件の片方が赤字になるのは
(たとえそれが自分の責任ではなかったとしても)嫌なことですから、
隠そうとする気持ちは分からないでもありません。
もしかすると、「こういうのが、案件をスムーズに進めるテクなんだぜ」
と考えているのかもしれません。
to be continued... 

何をマネジメントするのか? <1>

言わずもがな、「現実を」です。
経営者が、「現実に起こっている"こと"」をマネジメントせずに、
「フィクションとして作られた"情報"」ばかりをマネジメントしていたら、
その企業はどうなるか。
 ・・・潰れるでしょうね。
後者は、もはやマネジメントと呼ぶにも値せず、
"マネジメントごっこ"と言っても過言ではありません。
これは、なにも企業経営に限ったことではなく、
およそこの世に存在するあらゆる「○○マネジメント」について言えることではないでしょうか。
なぜ突然こんなことを言い出したのかと言いますと、
「企業の中では、フィクションの情報が独り歩きすることが結構あるんだな。」
と感じたからです。
ここでいう「フィクションの情報」とは、
ありのままの事実・現実を表現していない情報を指します。
それらは大抵、誰かにとって「都合の悪い事実」を隠すために作成されます。
偶発的に生成される例はまず見たことが有りません。
私が知る限りは、意図的なものばかりです。
to be continued... 

パーソナルファイアウォール

自宅のPCには、フリーのセキュリティソフト「COMODOインターネットセキュリティ」を入れています。
これはアンチウイルス機能よりも、もっぱらパーソナルファイアウォールの機能が良いことが評判です。
かなり細い設定でフィルタリングしたり、通信ログを取ることができます。
この自宅のPCは、アイオーデータのブロードバンドルーターにある
ダイナミックDNS」機能を使い、外からのリモートデスクトップを許可しています。
(必要無い時は繋がらないようにしていますが。)
先日、久しぶりにリモートデスクトップ接続の着信ログを見てみたところ、
身に覚えのない着信が結構ありました。
接続までは許可していないので侵入はされていないはずですが、
油断できないものです。
発信元のIPアドレスをいくつかブラウザに入力してみると・・・
中国語のサイトが現れました。
まあ、そういうことなんでしょうね。