右クリックから「Powershell」

前回と少し関連する内容です。

 

たとえばWindows7で、Shiftキーを押しながらフォルダを右クリックすると、コンテキストメニューの中に「コマンドウィンドウをここで開く」というメニューが出現します。
これを選択すると、そのフォルダーをカレントディレクトリとするコマンドプロンプトが開きます。

 

Windows 10 Creators Update以降のOSではコマンドプロンプトではなくPowerShellが開くのですが、
「Windows7で、Shiftキーを押さずに、ただの右クリックで同じことをしたい!」という欲求に負けてしまいました。







 

いろいろと調べ、新しいレジストリキーを二つ追加することで成功しました。

※ 管理者権限が必要です。
あとよく言われることですが、レジストリの編集に失敗するとPCに深刻な影響が出かねません。
細心の注意を払い、あくまでも自己責任でお願いします。

 

 

追加する場所は、「HKEY_CLASSES_ROOT¥Directory¥shell」の中です。

まず一つ目のキーが、「Powershell」です。

 

続いて、「Powershell」の中に二つ目のキー「command」を作成します。
データの記述が見切れているので、メモ帳の方を参照してください。(最後の縦棒はパイプ記号ではなくカーソルが写り込んでしまっただけなので、記述しません。)

 

これで、フォルダを右クリックした際に「Powershell」が出現します。
(この設定は、同じPCを使用する他のユーザーにも反映されます。)

 

最後に、参考にしたブログを紹介しておきます。
Win7 エクスプローラからの右クリックでコマンドプロンプトを開く