多摩川中流域の生き物 -3-

まだまだ暑い日が続きますが、日が傾くのが早くなってきたと感じる時期になってきました。

昨日仕掛けた罠の様子を見に15時頃に多摩川に行ってきたのですが、陽が真上から照り付ける12時頃と違い、明るさ自体が劣るうえに石の影が伸びています。

この時期のこの時間帯は、もう水中撮影には向かないようです。

 

 

さて肝心の罠ですが、6cmほどのヨシノボリと5cmほどのスジエビが1匹ずつかかっていました。

もうちょっと採れていると期待していたのですが・・・

餌が無いせいなのか、罠自体に問題があるのかは今後の研究課題です。

 

 

また、獲物の撮影にも失敗しました。

ヨシノボリもスジエビも、罠から土の上に出すと跳ね回るのでシャッターチャンスを捉えられません。そしてすぐに砂だらけになってしまいます。

綺麗に撮影するためには、いったん別の容器に移した方がよさそうです。

 

 

ブロックの隙間に集まっているスジエビの群れは撮影できました。何枚も撮ったのですが、ほとんどがピンボケしていました。

スジエビの群れ

 

あらためて、罠を仕掛けておきました。

やはり餌は入れませんが、中の石を減らし、近くにスジエビなどの生き物が見当たらない平坦な砂地を選びました。

さて結果にどう影響するでしょうか。試行錯誤が続きます・・・