恭賀新春 2015

「概ね週一回程度の更新」という目標は 2014 年も未達に終わりました。

なんかもうどうでもいいや。

まあ今年も適当にやっていくんでよろしくお願いします。

 

 

2015 年は、「Windows Server 2003 (R2 含む)Service Pack 2 の延長サポート終了」という一大イベント(?)が 7 月にあるため、勤務先のサポートセンターへ更改作業に関連するお問い合わせが多く寄せられそうな予感がしています。

そういったお問い合わせの内容をそのままこのブログに掲載することは当然出来ないのですが、普遍的に役立ちそうな情報はできるだけ発信していくつもりです。

 

 

なお、Windows のサポート期限については、Microsoft のサイトで確認して下さい。

代表的な URL を挙げておきます。

サポート ライフサイクル検索

サポート ライフサイクル - 製品一覧

マイクロソフト サポート ライフサイクル ポリシーに関する FAQ

 

 

なお、次期バージョンの Windows も 2015 年内にリリースされるそうですが、それについてのお問い合わせが本格的に増えるのは、おそらく2016 年に入ってからでしょう。

RTM(工場出荷バージョン)の評価版がリリースされたら、個人的に興味が湧いた範囲で使ってみて感想など書いてみます。

 

netsh の運命や如何に。

Windows Server 2012 R2 のプレビュー版が、6月中には公開されるそうですね。

ソースは、Microsoft Cloud というMicrosoft社によるツイッターアカウントです。

 

 

Windows Server 2012 では、コマンドプロンプトで " netsh " を実行し、次に " interface " 等を実行した時点で「Windows の将来のバージョンで、TCP/IP の Netsh機能が削除される可能性があります。」と表示されます。そしてPowerShell への移行を促されます。

さて、Windows Server 2012 R2 ではどうなっているでしょうか。

 

 

本当に無くなるのはさらに次のバージョンかもしれませんが、 "netsh" が無くなるとすると、これまで蓄積してきたスクリプト等の資産に少なからぬダメージがあるのではと思います。Windows Server 2008 R2 以降はパケットキャプチャまで出来ますからね。

Windows Server 2003 では OS 自体に標準で付属していたキャプチャツール「 Network Monitor 」が、Windows Server 2008 以降はダウンロードツールになりました。

商用稼働中のサーバーの場合、障害調査のためといえど、パケットキャプチャのためにフリーソフトをインストールすることなど言語道断!なケースもあります。たとえ Microsoft 純正であっても。そんな時には、 "netsh>trace" コマンドが有効な手段となりました。

パケットだけでなくネットワーク関連の様々な情報をまとめて採取出来るので、パケットキャプチャ自体が不要だったとしても、ネットワークの障害調査には有用なコマンドだと思います。

 

 

今のところ、Windows Server 2012 標準のPowershell v3.0 には、パケットキャプチャのコマンドレットは無いようです。Windows Server 2012 R2 には新しいバージョンが搭載されるのでしょうか。あるいは、バージョン自体は同じでモジュールの数が増えるのでしょうか。今から楽しみです。

 

 

ちなみに、Windows Server 2012 の PowerShell で "Get-Wild" と実行すると・・・

何も起こりません。

Windows Server 2012 R2  に期待します。