右クリックの「送る」で送れる宛先を増やそう。

ファイルやフォルダを右クリックすると表示されるコンテキストメニューの中に、「送る」というメニューがあります。

さらにその内容を展開すると、送る宛先として「デスクトップ(ショートカットを作成)」や「ドキュメント」といった選択肢が表示されます。

これらの選択肢は、「SendTo」というフォルダの中にあります。

そのため、任意のフォルダのショートカットファイルを「SendTo」フォルダに置くことで、そのフォルダを宛先の選択肢に追加できます。

 

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PowerShell でメールチェック。 <前編>

PowerShell には、メールを送信するための ” Send-MailMessage ” というコマンドレットがあります。

しかし、受信するためのコマンドレットは無いようです。

代わりに、PowerShell で Outlook を操作し、受信トレイの内容を確認するためのスクリプトを書いてみました。

(Windows 7 Enterprise RTM に、Office Professional Plus 2010 をインストールした環境で動作確認しました。)

 

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トリガーのあるサービスを確認するスクリプト。

Windows 7 や Windows Server 2008 R2 以降、サービスの開始・停止に関わる機能として「トリガー」が追加されました。

トリガーに関する詳しいことは、マイクロソフト社が公開している以下の英語資料にたぶん書かれてるんじゃないかと思われます。(私は読んでません。)

Service Trigger Events

 

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「仮想メモリ」という言葉

今日のテーマは「用語の統一性」です。

 

サポートという仕事柄、マイクロソフト社が WEB 上で公開している技術資料に日頃から目を通しています。

そこでは様々な専門用語が使われているのですが、同じものに違う名称が付いていたり、違うものが同じ名称で呼ばれていたりするので、首を傾げたくなることが時々あります。

 

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続・オフラインのスキャンはオンラインでしよう。

インターネットに繋がっていない状態で「Windows Defender Offline」を実行する方法を考えてみましたが、結局できませんでした。

Windows Defender の定義ファイルを、WSUS で更新するようにしてもダメです。

 

調べた結果「Start-MpWDOScan」コマンドレット実行時にダウンロードしようとしているのは、定義ファイルではありませんでした。
 

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オフラインのスキャンはオンラインでしよう。

マイクロソフト製セキュリティソフトの一つに、「Windows Defender」があります。

クライアント OS だけでなく、サーバー OS にもインストール可能です。

Windows Server 2012 や Windows Server 2012 R2 にインストールするためにはちょっとした裏技が必要ですが、Windows Server 2016 TP4 にはデフォルトで搭載されています。

 

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RemoteSigned と Zone.Identifer (3)

実行ポリシーが「RemoteSigned」であり、なおかつ ZoneId の値が「3」や「4」であったとしても、「信頼できる証明書」が付いてさえいればそのスクリプトを実行できます。

というわけで、今回のテーマは「自己署名証明書の作成と、それによるスクリプトへの署名」です。

 

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RemoteSigned と Zone.Identifer (2)

前回の記事に補足します。

PowerShell の実行ポリシーが「RemoteSigned」である場合に実行できないスクリプト(.ps1)は、「インターネットから落としてきた、素性の知れないスクリプト」だけではありません。

厳密に言うと、さらに「制限付きサイトから落としてきた、素性の知れないスクリプト」も実行できません。

(制限付きサイトから落としてきたファイルの場合、ZoneId の値は「4」になります。)

 

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