前回、「2022年、ついにInternet Explorerが廃止される」という記事を書きました。
MicrosoftのWEBブラウザは「Chromeと同じBlinkエンジンを採用したEdge」に統一されることになります。
※ ブラウザの「エンジン」とは、正確には「HTMLレンダリングエンジン」といいます。
雑に説明すると、WEBサーバーから読み込んだ情報を元に画面を描画するプログラムです。
各エンジンの開発元は、主にその描画のスピードを競い合っています。
いまだに残る「IE向けWEBサイト」を閲覧するための救済策として、Edgeには「IE mode」が残されています。
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これは、EdgeでもIEと同じ「Trident」というエンジンを利用できる機能です。
といっても、何から何までIEと全く同じというわけではありません。 【Internet Explorer (IE) モードとは】
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しかしながら、このIE modeもずっと使い続けられるとは限りません。 |
それについても、Microsoftから情報が公開されています。
【Internet Explorer 11 desktop app retirement FAQ】
どうやら、「OS 自体のサポート期限」と一致しているようです。
とりあえず当面は、「サポート期限内のOSを使ってさえいれば、IE modeも利用できる」と考えて良さそうです。
しかしながら、いずれは「EdgeからIE modeが削除される日」が来ることでしょう。
果たしてその時、「IEでしか開けないWEBサイト」はどれだけ残っているでしょうか。