特に必要性は無いのですが、使ってみたいのでダウンロードしました。
そういう気持ちが大事なんだと思います。 ・・・・・思います。
(ダウンロードサイトはこちら)
バージョン名は2013ですが、Windows8の発売が今年10月なので、それに合わせて発売されるだろうと言われています。
ドキュメントをSkyDrive上に保存するなど、「クラウド対応」を軸とした機能強化が図られているようです。
大企業向けのProPlusというエディションでは、インストールパッケージ(MSI)を用いてPCにインストールする従前タイプとは別に、起動するたびにソフト自体をストリーミング配信してもらうOffice 365 ProPlusというタイプもあります。
後者ですが、ソフトの配信と聞いて「App-V」を思い出しました。あの技術を応用したものなのかもしれません。
それによって企業のライセンス管理業務は楽になるのか、逆に"見えない化"が促進されて今より煩雑になってしまうのか・・・
総務部門出身者としては、どうしてもそんなところが気になってしまいます。
ちょっと脱線しますが、IT化ってのは本質的に、見えない化(ブラックボックス化)でもあるんですね。
何かを管理するためにITを利用するのは便利で結構なんですが、ITそのものを管理するのって、実は難しいんです。
どこに何がどれだけあって、どういう効果があって、そこにどれだけのコストがかかっていて、弱点は何なのか・・・
こういった情報は、よっぽど意識して目を凝らさないと、なかなか見えて来ないものです。
(Microsoftは、SystemCenterという管理ツールも売ってます。)
私は普通にインストールしたいので、前者のタイプを選択しました。
インストーラーは「professionalplus_ja-jp_x64.exe」というファイルで、732MBあります。
含まれている主なソフトは、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Access、Publisher、OneNote、Lync、InfoPath Designer、InfoPath Filter。
最大5台までインストール出来るとのこと。
なお、個人向けのエディションの名前がなぜかProfessionalです。(発売時には変わっているかもしれませんが。)
インストール後にExcelを起動してみると、まず最初に出てくるテンプレート選択画面がメトロUIっぽいことに気づきます。
リボンUI自体は2010とほぼ同じようですが、各アイコンのデザインはメトロUIに似た平面的なテイストに統一されています。
次にWordを起動したところで、文書の背景が真っ白なことに気づきました。よく見るとリボンの色も真っ白です。そういえばさっきのExcelもそうでした。
私はあまり明るい色が好きじゃないんです。長時間ディスプレイを見ていると目が疲れる(気がする)ので。だからデスクトップの壁紙も暗色系ですし、ディスプレイの輝度もだいぶ落して使っています。というわけでOfficeの背景色も黒に変えます。
リボンの左端の「ファイル」タブから、「オプション」を選ぶと、オプションの設定ウィンドウが立ち上がります。
そこに最初に表示されている「基本設定」の下の方に「Microsoft Officeのユーザー設定」があり、その中に背景色の選択肢があります。
このあたりの操作は以前のバージョンと同じです。
選択肢の中を見てみると、デフォルトの「なし」の他に「背景1~6」という選択肢があります。
色が分からないじゃん・・・ と文句を言いつつ「背景6」を選択して、「OK」。 自動的にオプションのウィンドウが閉じます。
・・・・
・・・・
・・・・変化無し。 あれ?
Wordを閉じてから起動しなおしてみても、白のままです。
不審に思ってもう一度オプションを開いてみると、デフォルトの「なし」に戻っています。
何度やっても同じ。
Excelでやってみても同じ。
どうやら、背景色の変更は未実装のようです。だから色名が書いてなかったんですね・・・
製品版の発売前に更新されることを期待しつつ、評価を終えました。