「マネジメントシステム」の正体 <3>

企業には「成長と発展」という至高の目的があり、企業内のシステムは全て、
つまるところその実現のための手段です。
(もちろん、最上位クラスの目的を他にも定めている企業は多い事と思います。
 「社会に資する」、「○○文化の創造」etc… )
これはつまり、その企業の存在意義と同義であり、
いわゆる「経営理念」としてWebサイトなどに掲げられているものです。
次に、経営理念実現手段としての「事業」があります。
具体的にどんな事業を営むことで会社を成長させるのか?ということです。
それが事業方針です。
事業の有効性は、経営理念をどれだけ実現できたかによって測られます。
当然その次には、事業方針実現手段としての「業務」があります。
具体的にどんな業務をどのように行うことで事業方針を実現するのか?ということです。
それが業務方針です。
日常的に行われる現場の業務の方針です。
業務の有効性は、事業方針をどれだけ実現できたかによって測られます。
そして、業務方針の実現手段としての「業務の手順」があります。
これが「(コア)」に当たります。
具体的にどのように現場の仕事を行うことで業務方針を実現するのか?ということです。
日常的に行われる現場業務の仕組みです。
業務の手順の有効性は、業務方針をどれだけ実現できたかによって測られます。
以上が、私の考える「1核+3層」です。
さて、まだちょっと分かりにくいかと思います。
(書いている自分でもそう思います。すみません。)
今回はトップから下りてきましたが、次回は逆に現場業務から経営理念まで上がっていきたいと思います。
→to be continued.