便利さの落とし穴。

大学卒業以来、ほぼ継続してIT業界に身を置いていますが、特に世間の流行は意識していないため、LINE とか Evernote とかを一度も使った事がありません。

たぶん、使ったら使ったで、きっと便利なんでしょうね。

でも、「ソレを使わないと解決出来ないような、困った事態」に直面した事が無い(あるいは、直面しているのに気付いた事が無い)ため、未だに使わずじまいです。

完全に時代に乗り遅れています・・・

 

 

そんな私ですが、最近 iTunes Store で音楽を購入するようになりました。

CD を購入 or レンタルしてから PC に取り込むより、遥かに便利なので気に入っています。

 

 

が、決して世界中の全てのレコード会社やアーティストが iTunes Store で楽曲を販売している訳ではありません。

(例えば、2014/05/19 現在、「サザンオールスターズ」を検索してもヒットしません。)

 

 

iTunes Store に無ければ近所の TS○TAYA にでも行けばいいのですが・・・

ちょっと前まで当たり前のように行っていたその行為を、面倒に感じている自分に気付きました。

これはいけません。

ちょっと大袈裟かもしれませんが、危うく、「iTunes Store で手に入る音楽だけが音楽」という状態に陥るところでした。

 

 

もちろん、TSUT○YA で手に入る音楽だけが音楽ではありませんし、インターネットで手に入る情報だけが情報ではありません。

あらゆるツールに対して言える事ですが、どんなに便利であっても、所詮は手段であって目的ではありません。

無意識のうちにツールに依存して、世界を狭くしてしまうことの無いよう、気をつけようと思いました。