暇なので、普段ゴロ寝動画視聴専用機として使っている amazon の「第 9 世代 Fire HD 10」から、Windows11 へのリモートデスクトップ接続してみました。
Windows11 はもちろんプレビュー版です。(OS ビルド : 22000.100)
両機とも、自宅の同一ネットワーク内にあります。
接続する側(手元デバイス)が Windows なら、標準の「リモート デスクトップ接続」(mstsc.exe)を使えば済みますが、Fire だとそうはいきません。
そこで、できるだけ設定が楽な(手数が少ない)方法を検討し、2通りやってみました。
※ TeamViewer はリモート接続する側(手元デバイス)とされる側(接続先デバイス)の両方にインストールする必要があるので、除外。
一つ目は、Chrome Remote Desktop を使う方法です。
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「それだって両方に Chrome をインストールする必要があるじゃないか」と突っ込まれそうですが、インストールしていません。 しなくてもできます。Fire 標準搭載ブラウザ「Silk」と、Windows11 標準搭載ブラウザ「Edge」でいいんです。 なぜなら、どちらも Chromium ベースであり、Chrome 拡張機能を利用できるから。 もっとも、拡張機能のインストールや Google アカウントでのログインが必要なので、それほど楽というわけではありませんが。
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二つ目は、Remote Desktop Manager を使う方法です。
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これは、amazon アプリストアで入手できる Devolutions 社製フリーソフトです。
Windows 標準の RDP を含む、多様なリモートデスクトッププロトコルに対応しています。
Microsoft 純正のリモートデスクトップアプリは iOS 版や Android 版は有っても Fire 版は無いので、これで代用しました。
高機能な有償版もありますが、今回は必要無いので無視。
Windows11 側にはインストール不要。
標準の RDP と同じく、「このコンピューターへのリモート接続を許可する」を設定するだけで OK です。
ポートも標準の RDP と同じ「3389」を利用するので、Windows Defender ファイアウォール等の特別な設定も不要です。