ONEチャンピオンシップがメールアドレスを漏洩(2)

ONEチャンピオンシップのマーケティングマネージャーによって私のメールアドレスが漏洩されてしまった話の続きです。

 

2019年3月30日、前回の記事を投稿した直後に、マーケティングマネージャーへ漏洩を指摘するメールを送りました。

 

ちなみにそのメールは、漏洩されたものとは別のメールアドレスから送っています。

差出人として表示している名前も異なるため、漏洩された約30名の中の誰からの指摘なのか、先方は分からないはずです。


(漏洩されたメールアドレスの差出人表示は私の本名ですが、漏洩を指摘したメールアドレスの差出人表示はこのブログ用のペンネームである柴田ススムです。)

 

また、漏洩を指摘すると同時に、以下の5点について見解を求めました。

1、この件は、日本の法律における「個人情報の漏洩」に該当するかどうか。
2、この件は、シンガポールの法律における「個人情報の漏洩」に該当するかどうか。
3、ONE チャンピオンシップは、日本の法律における「個人情報取扱事業者」に該当するかどうか。
4、この件を、日本の個人情報保護委員会へ報告するかどうか。
5、この件でメールアドレスを知られた応募者へ、どのように対応するか。

 


翌3月31日、両国国技館での興行は成功裡に終わりました。

しかし、数日待っても音沙汰はなく・・・

結局、チーフマネージャーから返信があったのは丸1週間後の4月7日でした。

 

興行の後処理で忙しかったのだろうと思いますが、個人情報の漏洩という問題を起こしておきながら1週間も何も反応を示さないのはいただけません。

 

肝心の内容も、はっきり言ってかなり残念なものでした。

どこかの文例集からコピペしたようなお詫びが書いてあるだけで、1から4までの質問には全く触れずにスルーしているのです。
まあ別にコピペは構わないのですが、書くのに1週間もかかる内容だとはとても思えません。

 

一応「対象者には真摯に対応する」といったことも書いてあったので、これが5への回答なのだと思います。

しかし、2週間近く経った今も、私の「漏洩されたメールアドレス」には何の連絡もありません。
このことから、2つの可能性が考えられます。

1、対応するというのは口からでまかせであり、何もする気は無い。
2、対応すべき対象者は姓名まで知られてしまった1名だけであり、その他の「メールアドレスだけが漏洩された者たち」には何もしなくてよいと考えている。

どちらが正解なのか、改めて問い合わせてみる予定です。

 

なお、再発防止策としては「BCCで送るときは複数人で確認する」といったことが書いてありました。
宛先1つごとに1通ずつ送信するようなツールを導入するのではなく、マンパワーでチェックするだけであれば、いずれまた同じ過ちを犯してしまわないか心配です。

 

<つづく>