Office365+SSO環境でもSharePoint Designer 2013を使えます。

SharePoint Designerは、SharePointのサイトやアプリケーションを開発するためのMicrosoft純正無償ツールです。
("SharePointに特化したWebオーサリングツール"と言う人もいます。)

バージョンは2007/2010/2013と、Office製品と同じようにリリースされて来ましたが、2016以降のバージョンや後継製品はありません。
そのため、2013が最終かつ最新となります。(SP1も出ています。)







 

オンプレミスのSharePoint Serverだけでなく、クラウドサービスであるSharePoint Onlineのサイトへサインインして使うことも可能なのですが、問題が起きる場合もあります。

シングルサインオン(SSO)に対応していないのです。
少なくとも、Office365側で「サードパーティ製のクラウド型SSOサービス」を導入している環境では、サインインできないようです。

しかし、諦める必要はありません。
SharePoint Designer2013自体がOffice365にサインインできていなくても、以下の手順ならSharePoint Onlineのページを編集できます。

1、 InternetExplorerでOffice365にサインインします。
2、SharePointサイトへアクセスします。
3、ドキュメントライブラリを開きます。
4、ドキュメントライブラリを、エクスプローラーで表示します。
5、エクスプローラーのアドレスバーでアドレスを編集し、目的のディレクトリへ移動します。
6、編集対象のページ(.aspxファイル)をSharePoint Designer2013で開きます。

 

この方法でSharePoint Designer2013の機能をフルに活用できるかは分かりませんが、少なくとも既存ページの編集はできます。

「エクスプローラーで表示」がうまくいかない場合は、こちらを参考にしてください。