初日の作業後、石巻市を広く見渡せる「日和山」に全員で上りました。
山と言っても、標高60m弱の丘ですけど。
ホントはバスで行く予定でしたが、他のチームの移動の都合上、徒歩での移動となりました。
ここからは、ボランティアが作業している市街地だけではなく、海岸沿いの「全壊地域」も一望できます。
津波の跡に火災もあったそうで、一部の頑丈な建物だけを残し、本当に全壊してます。
よく言う「戦後の焼け野原」ってのはこんな風だったのかな、と思いました。
【1】旧北上川河口東側
【2】旧北上川河口東側拡大
1の写真の左端に写っている、何かのタンクの拡大図です。完全にひしゃげています。
【3】旧北上川河口東側航空写真
グーグルマップの航空写真を見てみると、このタンクは岸壁にあるのではなく、
防波堤に打ち上げられていることが分かります。津波の力って本当にすごいですね。
それにしてもグーグルは更新早いな。
【4】旧北上川河口西側
【5】旧北上川河口中州
奥に見える白いお饅頭のような建物は、石ノ森萬画館です。
山を下りていったん活動拠点に戻り、バスに乗って宿営地に戻ったのは17時半ごろだったでしょうか。
配られた夕食を食べ、夜の全体ミーティングで今日の作業の報告をし、(全チームがするから結構長い。)
更衣室で体を拭いて翌日の準備を済ませたらすぐ寝ました。
周囲のいびきは結構なもので、なかなか寝付けなかったんですけどね。
仕方なく、バスでは役に立たなかった耳栓をしてみたら、大活躍しました。
説明会では「夜は寒い」と聞いていたのですが、ちょっと情報が古いですね。
確かにエアコンなんて気の効いたものはありませんが、もう十分「暑い」季節です。
寝袋には入らず、敷布団にして寝ました。
・・・二日目編へ続く