ナルトについて

4連休ですがオリンピックも一部競技をのぞいてあまり興味が無く、暇過ぎるので「ナルト」について調べてみたことを書きます。

某ジャンプ漫画のことでは無く、食材の方です。

「ナルト」と聞くと、ラーメンの具をイメージする方が多いかもしれません。
最近はナルト入りラーメンを滅多に見かけなくなりましたが。

元々は、ラーメンが日本で広まる以前から蕎麦の具として使われていたそうです。
しかしナルト入り蕎麦も私はほとんど記憶にありません。

どちらも、たまに見かけると「おっ 珍しいな」と思います。
時代の流れでしょうか。


名前の由来は鳴門海峡の渦潮。

 

 正式(?)名称は「鳴門巻き」。
Wikipedia もそうですし、専門店の Web サイトをいくつか見ても「巻き」を略してはいません。現在は大部分が焼津市で生産されています。

 

主な材料は魚のすり身、食紅、ツナギ。
材料はかまぼこに近いのですが、ナルトの方がツナギが多いので食感に差がでるそうです。

なお、1846年の「蒟蒻百珍」に書かれているレシピでは、蒟蒻や湯葉が使われています。

 

「白い身の中に赤い渦巻き」が主流かと思われますが、その逆のもの、緑も加えた三色のもの、周囲が赤く縁取りしてあるもの、等のバリエーションがあります。


周囲のギザギザは、「巻き簾」によるもの。
伊達巻と同じですね。

 

 

<参考>
Wikipedia 鳴門巻き
なると巻専門店 株式会社北村
お一人様御用達…メタボ脱出の道
新横浜ラーメン博物館