特定の曜日に実行されるタスクの情報を PowerShell で確認すると、[DaysOfWeek]というプロパティにその曜日が表示されます。
確認のために実行するコマンドレットは " ((Get-ScheduledTask -TaskName ***).Triggers).DaysOfWeek " です。
コマンドレット全体を括弧記号 " () " で括ることにより、そのコマンドレットの実行結果を持つ「オブジェクト」として扱えるようになります。
そして括弧記号の後ろに " .プロパティ名 " を続けて記述することで、そのオブジェクトに含まれる各種プロパティの中から、指定したプロパティの情報だけを抜き出して表示できます。
上記コマンドレットは、それを二重で行っているわけです。
まず、タスク名を指定して特定タスクの情報を取得し、その中からプロパティ [Triggers] の情報を取得し、さらにその中からプロパティ [DaysOfWeek] の情報を取得しているわけです。
[DaysOfWeek] は数値で表示されるため、何曜日がどういう数値になるのかを調べてみました。
日曜日・・・・・・・・・ 1
月曜日・・・・・・・・・ 2
火曜日・・・・・・・・・ 4
水曜日・・・・・・・・・ 8
木曜日・・・・・・・・・ 16
金曜日・・・・・・・・・ 32
土曜日・・・・・・・・・ 64
二倍ずつ増えている理由は、複数の曜日に実行される設定を「合計値」で表現するためだと思われます。
下記の通り「日曜日 & 月曜日」は「3」なので、もし火曜日の値が「3」だったら区別できません。
日曜日 & 月曜日・・・・ 3 (1+2)
日曜日 & 土曜日・・・・ 65 (1+64)
平日・・・・・・・・・・ 62 (2+4+8+16+32)
全曜日・・・・・・・・・127 (1+2+4+8+16+32+64)
Get 編は以上です。