自転車のチェーンが、入ってはいけないところへ・・・

2012年10月28日の記事で紹介した自転車で調布から日吉まで出かけたのですが、日吉のわずかに手前で、走っている最中に故障しました。

ちょっと前から、一番下の軽いギアに入れた時に " チャカチャカ " と変な音がしてたんですけど、とうとう今日、 " ガチッ " と逝きました。

(目的地までは歩いても行ける距離で、なおかつ出勤中ではなかったことが不幸中の幸いでした。)

 

 

後輪を見てみると、チェーンがギアと車輪の隙間に落ち込んでいます。

ほぼ完全にロックしているおかげで車輪が回転せず、手押しで進むことも出来ません。

その状態で無理矢理引き摺ると、タイヤが摩耗して穴が開いてしまうため、スマホで検索した自転車屋さんまで後輪を持ち上げての移動となりました。疲れた・・・

 

 

1軒目の自転車屋さんでは、「うちはママチャリしか売ってなくてスポーツタイプは扱えない。」と、断られてしまいました。

2軒目で直してもらえたわけですが、いったん元通りになったものの、動作チェック中に再発したため、わりと時間がかかりました。

しかし自転車屋さんの目の前で再発したことで、原因が特定できました。

ギアチェンジの際にチェーンを動かしている「エンド」という部品が、内側(車輪側)へ曲がっていたのです。

そのため、一番下の軽いギア(=一番内側の大きいギア)へ移行した際に、ギアよりもさらに内側(車輪側)へとチェーンを引っ張っていたのです。

これまで聞こえていた変な音は、エンドがスポークに接触する音でした。

エンドの交換部品が無かったため、再発防止策として「ストッパー」という部分を調整し、エンドが内側に行きすぎないようにしてひとまず落着。

(ぶっちゃけ、ギアの仕組みはよく分かってないのですが・・・)

 

 

用事を済ませ、帰りは多摩川沿いに調布まで走ったのですが、北からの風がやたら強くて参りました。

今年の木枯らし1号だそうです。これから本格的に寒くなっていきそうですね。

お金より○○が大事?

よく耳にする陳腐なフレーズですが、たまにはそういうものを疑ってみるのもいい暇つぶしになります。

 

貨幣経済が成熟した現代でも、お金で買えないものは世の中にいっぱいあります。

何がそうなのかは人によって様々でしょうが、一般的には 友情 を挙げる人が多いと思われます。

私自身、それらをお金で買ったこも売ったこともありません。

そのこと自体の妥当性を問うつもりは別にないのですが、はたしてそれらは本当に「お金より」大事なのでしょうか?

 

お金の大事さとそれらの大事さは、そもそも相対的に比較できるものではないと思うのです。

お金にはお金の、愛には愛の、友情には友情の、

それぞれ「固有にして絶対的」な価値がある、ってことでいいんじゃないでしょうか。

 

物事の価値を、なんでも相対的に比較しようとする(比較できると思っている)そのメンタリティ自体が、

実は、貨幣経済というバーチャルな世界観によって生み出された幻想なのではないでしょうか・・・