Office365+SSO環境でもSharePoint Designer 2013を使えます。

SharePoint Designerは、SharePointのサイトやアプリケーションを開発するためのMicrosoft純正無償ツールです。
(”SharePointに特化したWebオーサリングツール”と言う人もいます。)

バージョンは2007/2010/2013と、Office製品と同じようにリリースされて来ましたが、2016以降のバージョンや後継製品はありません。
そのため、2013が最終かつ最新となります。(SP1も出ています。)

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スロットリングと安否確認

スロットリング(throttling)」と聞いて胃が痛くなる人は、きっとメール(SMTP)システムを本格的に運用されているんだと思います。
知らない人は、知らないままでいた方が幸せかもしれません…

 

スロットル(throttle)は、動詞だと「抑圧する」・「首を絞める」という意味です。
名詞としては、自動車などのエンジンで燃料の流量を調整する「絞り弁」のこととなります。
概ね「流れを止める」というニュアンスのようです。

 

メールシステムにおいてそんなことをしたら、すなわち「メールが届かない」ということになります。
迷惑な話だと思われるでしょうが、実際に時々行われていますし、そこには一応ちゃんとした理由もあります。
決して、偶発的な事故や悪意のある攻撃ではありません。

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更新プログラムの適用に失敗したら(5)〜おまけ〜

2月からダラダラと書いてきたこのシリーズですが、最後に小ネタを2つ紹介して終わります。

 

<1>
技術的な裏付けの無い経験則となりますが、.NET Framework の更新プログラムは他の更新プログラムよりも「一度に複数適用しようとして失敗する確率」が高いようです。

「1つ適用して、再起動」を繰り返すほうが、結果的に時間を短縮できるかもしれません。

 

<2>
更新プログラムは、いつのまにかバージョンアップされて「v2」や「v3」になっていることがあります。

たとえば、「KB982018」がそうです。
インストーラーファイルをダウンロードセンターから入手すると、ファイル名に「v3」が含まれています。

 

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更新プログラムの適用に失敗したら(4)〜インストーラーの破損〜

決して多くはないと思いますが、ダウンロードしたインストーラー(.msuファイル)に破損等の問題があるために適用できないことも、あるかもしれません。
適用できるはずの更新プログラムがどうしても適用できない場合、最後の最後にはそれを疑います。

もしかしたら、改めてダウンロードし直したらすんなり適用できるかもしれません。
そんな場合は、最初にダウンロードしたインストーラーは破損していたのかもしれません。

 

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