「企業」とは、一体どんなシステムなのか?

企業という存在が、何らかの目的を持ったシステム(=構造体)であることに異論は無いと思います。
ですが、そもそも「システム」とは何でしょうか。
(いわゆるITシステムに限らず、システムと呼び得るモノ全てが対象です。)
それを突きつめて考えると、ビジネスマンが100人いたら、100通り・・・とまではいかずとも、
30通りぐらいの答えは出てきそうです。
とりあえずここでは、システムは「プロセスの組み合わせ(集合体)」であると定義します。
そしてプロセスの定義は、
「何かをインプット(入力・投入)すると、それに何らかの手を加え、
 違う形でアウトプット(出力・放出)してくれるもの。」

であるとします。
こう定義した場合、システム自体もまた、
何かをインプットしたら何かをアウトプットしてくれるモノ。」であると言えます。
では、企業というシステムは一体、
何をインプットすることで何がアウトプットされることを期待されているのでしょうか?
企業と言う組織は、非常に複雑な構造体です。
様々なモノがインプットされて、各種企業活動を通じて様々なモノがアウトプットされます。
どんな活動をすれば十分かなど、誰にも定義出来るはずもなく、
企業自身の創意工夫によって、活動の種類は無限に存在するといっても過言ではありません。
しかし、それらの”個々の活動“は、システム内に存在する”各プロセス“であると言えます。
システム全体を俯瞰した場合、いの一番にインプットされて、
最後の最後にアウトプットされるものは何でしょうか。
それは「出資」と「配当」だと思います。
・・・非常に味気ない結論が出てしまいました。
「結局金かよ!」という突っ込みもあることでしょう。 
しかし、一番最初と一番最後に着目した場合、やはり企業とは「結局金」だと思います。
(途中経過をつぶさに見ていけば、話は別ですが。)
といっても今日の記事はほぼ思いつきで書いたものですので、
異論やご意見は多々あるかと思います。コメント欄にてお待ちしております。