北北東に進路を取れ 【往路編】

7月8日(金曜)、会社をほぼ定時で上がり、家に帰って荷づくり。
担いでみると・・・ 重い
背には大型リュック、手には安全長靴の袋と小型リュック。
刃牙の真似をして「チョット・・・ 欲張りすぎたか・・・」と呟いてから出発。
電車に乗り込む頃には汗だくになってました。
集合場所は都庁の麓の、新宿区中央公園です。
ホームレス大杉。あとゴキブリも。
新宿駅から歩くと、そこそこ距離がありますね。
途中のコンビニで水を買い、21時15分の集合には余裕を持って到着。
大江戸線都庁前駅の、A5出口のあたりです。
直前に、あるチームがメンバーの都合か何かで解散になり、残ったメンバーがあぶれたため、
あれこれ再編された結果、私のチームに1名追加となりました。総勢4名です。
4名分のバス代(1000円)とボランティア保険の証書を確認し、
バスが出発したのはたしか21:45分頃
佐野SA、安達太良SA、道の駅おおさとを経て、
土曜の朝6:30に宿営地カスカファッションに到着しました。
本当はもっと早く着いてもおかしくないのですが、
途中休憩でたっぷり時間を取りました。
特に、最後の道の駅おおさとには2時間ぐらいいたと思います。
深夜に着いても受け入れられないのと、
土曜の朝の便で帰るボランティアの方々にそのバスをそのまま使って頂くため、
到着時間を調整する必要があったそうです。
しかしSAと違い、道の駅は早朝はお店が開いていないので、何もすることがなく難儀しました。
近くのコンビニで立ち読みしたりお菓子を買ったりその辺で横になったりして、
テキトーに時間をつぶしました。
エンジンを止めているバスの中は暑いので、外で横になってる人は他にもいました。
思えば、この時もっと腹いっぱい食べておけば良かった・・・
道の駅おおさとのあたりでは、地割れが随所に残っていました。
道路自体はだいぶ補修されていて、トラックもバンバン走っているのですが、
ちょっと裏に回るとまだ手つかずの状態です。

近くの民家は、地震で屋根が壊れたのか、シートを張っていました。


震災からもう4か月近く経っていますが、まだそういう状態なんですね。
それにしても、深夜バスというのは本当に眠れないものです。
昔からそうなんですが、私はほぼ一睡も出来ず、ずっと窓の外の高速の壁を眺めてました。
1~2時間ばかりウトウトした程度です。
バスや旅客機の座席でも快適に眠れるような旅行グッズを買ってもよかったのですが、
荷物をこれ以上増やしたくなかったので断念しました。
でもやっぱり必要だったかも・・・
前の席の人はそういう枕を使っていました。
なお、いびき対策として持ってきた耳栓は、バスの音が相手ではほぼ役に立ちませんでした。
そして寝不足&空腹のまま、活動初日が始まります
・・・初日作業編へ続く